JLACセンター

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JLAC11コード

JLAC11コードについて

JLACコードとは、日本臨床検査医学会が制定した臨床検査項目分類コード(Japan Laboratory Code)のことで、「中央臨床検査項目分類コード」として1963年に発表され、その後複数回の改訂を経て半世紀以上の歴史を持ちます。1997年にJLAC 10が発表されて以来、臨床検査の統一分類コードとして長い期間利用されてきました。
これに対し、急速に発展する医療DXにおいて検査データの2次利用ができることを主目的としたコードがJLAC11コードです。

JLAC11コードは5つの要素区分で構成されており、 の17桁です。
JLAC10とJLAC11は要素名が同じでも分類コードが異なります。例えば、第4要素の測定法は、JLAC10では測定法分類のコードですが、JLAC11では測定物に紐づく固有のコードです。
分類コードの設計が異なるため、JLAC10とJLAC11は1対1に対応しません。

例)JLAC11コード「C2008-0000-250-009-F7」は、「AST(検査項目)の血清を(材料)としてBBXパック(試薬)を用いて定量測定した(U/L)結果値」を意味します。

※ JLAC11コードからは、相当するJLAC10コードを特定することが可能です。(逆は不可能)

JLAC11コード17桁の組み合わせが、日本臨床検査医学会検査項目コード委員会 WEBサイトから公開されています。

JLACコード参照先

臨床検査項目分類コード(第11版JLAC11)   ⟩  付番コード表  ⟩  3. JLAC11コード一覧 (検査試薬_JLAC10コード付帯)